povo2.0とは、初代povoをアップデートしたAUの新格安プランです。基本料金が0円でデータ容量からオプションまで、契約内容を自由に選択できることが特徴です。
今回、iPhoneユーザである筆者が、2年使用した機種を機種変更しpovo2.0に乗り換えるまでの手続きについて、実際に行った作業の知見をもとに、これだけは忘れずに行ってほしいない事前準備作業、移行時に必要な機器、移行作業の手順について記事しました。
1.更新前の筆者の状況
(1)AUのiPhoneユーザである
(2)現在使用している端末が2年使用で更新時期になっている
(3)家族割等、追加サービスをしていない
本記事は筆者の体験をもとに記載していますが、他の利用者にも参考になる内容ですので最後まで読んでもらえれば幸いです。
2.事前準備で行う作業
(1)AUのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jpのメールアドレス)以外のメールアドレスの取得
povo2.0の登録作業では、認証コードを受信するためのメールが必要ですが、登録作業中キャリアメールが使用できません。従って、他のメールサービスを利用する必要があります。
Gmail、Yahooメール等、PCとスマホ、両方で使用できるものが望ましいです。
(2)変更前のスマホに登録している様々なサービスに対して、上記で登録したメールアドレスを追加
筆者はえきねっと、Express等を使用していますが、AUからpovo2.0に変更した後は、機種変更と同じ手続き、つまり登録したメールに認証コードを送信する手続きが必要になります。キャリアメールのみの登録だと認証コードを受信できず全て最初から登録することになりかねません。必ず実施しましょう。
(3)au IDとパスワードの確認
こちらは機種変更の際、データ移行で必要になります。また、povo2.0移行の際は「MNP予約番号」を取得する必要がありますが、このIDが無いと申請ができません。
3.必要な機器、環境
povo2.0の登録は全てオンラインで実施します。従って、登録作業時にトラブルを可能な限り無くすためには、登録環境を整えることが必須です。
ただ、ブログをされている方は最初からこの環境を構築していることが多数と思います。
(1)Wi-Fi環境
登録作業はWi-Fiを使用して行いますので必須です。
(2)パソコン
無くても登録作業はできますが、作業手順の確認、QRコード表示等、パソコンがあることにより作業効率が格段に良くなります。
3.機種変更
事前準備が終了したら、いよいよ新しいiPhoneの機種を選択して機種変更を行います。
2022年1月現在、1世代前のiPhon12が特に品薄で、64GBの機種しか在庫が無かったので注意願います。
機種変更で注意すべき点は次の項目です。
(1)eSIM対応の機種を選ぶこと
SIMカード対応機種だと、SIMカードを別途郵送で受け取る手間が発生しますので、作業に余計な日数がかかります。
(2)余計なオプションは全て契約しないこと
povo2.0の契約は非常にシンプルなので、移行前の契約もシンプルにした方が余計な手間がかかりません。
(3)iPhoneの購入費用
月々の支払を安くしたい場合は「スマホトクするプログラム」があります。筆者は「iPhone13 128GB」定価115,020円を62,100円(2700円/月×23カ月、その後下取り)で購入しました。
4.povo2.0への変更
iPhoneの機種変更が終了した後、ようやくpovo2.0への変更作業ができます。作業は次の順で行います。間違えるとその後の手続きが滞りますので注意してください。
(1)パソコン、Wi-Fi環境の準備
(2)新端末へのデータ移行、アプリのインストール
添付の手順書に従ってデータを移行します。auIDが必要です。終了したら必要なアプリをインストールします。
(3)MNP予約番号の取得
auIDが必要です。
(4)povo2.0アプリを新iPhoneにインストール
(5)povo2.0移行
移行時は免許証等の身分証明書、クレジットカードが必要です。
移行作業はiPhoneにインストールしたアプリで実施します。NMP登録時、QRコードをパソコン上に表示させて行います。データトッピングですが、筆者は「3GB,30日,990円」のみ購入しました。
(1)から(5)の順で実施しないと、手続きが非常に煩雑になりますので注意願います。筆者はMNP予約番号の取得前にpovo2.0移行作業を行ったため、MNP登録画面で作業が止まってしまい、翌日auに電話して取得し、やっと移行作業を終えることができました。
5.まとめ
AUからpovo2.0への移行は、事前準備をすること、作業順を間違えないこと、このことに留意すれば、通常の機種変更作業と比較して難しいことはありません。
使用条件にもよりますが、月々の通話料はかなり下げることができます。通話料を下げたいと考えている方にとっては、選択肢の1つになりますので、検討してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。