景色を楽しみながら歩く

海上橋からの富士山が絶景、大崩海岸を歩いてみた

大崩海岸は静岡市と焼津市の間にある急峻な海岸です。名前の通り崖崩れが頻発し、海岸沿いを通る道路(旧国道150号線、現在は県道416号線)は崖崩れのため一部区間が崩壊したため、海上橋やトンネルを新たに構築し、崩壊した部分は廃道になっています。

景色は良く目の前は駿河湾から伊豆半島、また富士山を見ることができます。ただ海岸沿いの道は狭くカーブが多く焼津側のトンネルを除き歩道が無いので、歩くときは車に注意する必要があります。

今回、この道を静岡側から焼津側まで歩いたのでその紀行文を記載します。

1.大崩海岸の現在の状況

現在大崩海岸は、崖崩れのため通行できなくなった道路を静岡側は海上橋、焼津側はトンネルで迂回しています。なお国道150号線は長大トンネルでこの区間をバイパスで抜けているので車の通行は比較的少ないですが、焼津側のトンネルを除き歩道が無く車に注意して歩く必要があります。

2.今回歩いたルート

今回、東海道本線の用宗(もちむね)駅から焼津駅まで、大崩海岸沿いに通っている県道416号線を歩きました。距離は約8Kmぐらいです。交通量は少ないとはいえ焼津側のトンネルを除き大部分に歩道がないので車に注意して歩く必要があります。

大きく分けると用宗駅から海岸線に出るまで、海上橋部分、海上橋からたけのこ岩トンネルまで、たけのこ岩トンネルから焼津駅まで、の4か所に分けられます。

2-1用宗駅から海岸線

出発は用宗駅からです。この駅からも富士さんを綺麗に眺められます。

駅前の道を焼津方面に歩きます。地方によくある街並みを進むと東海道本線がトンネルに入る所に着きます。この先がいよいよ大崩海岸になります。

2-2海上橋部分

海上橋は、陸地側の道路が崖崩れで使用できなくなったので造られた橋です。道が海上を進んでいるので遮るものがなく眺めが良いです。ただ、歩道が無いので歩く時、写真を撮る時は車に注意する必要があります。

海上橋と富士山

崖崩れで廃道になった道、危険なので立ち入りはできません。

2-3海上橋からたけのこ岩トンネル

海上橋を渡り終えると直ぐ狭いトンネルです。トンネル内は歩道が無いので車がいないときに通過する必要があります。その後はカーブの多い道を歩きます。

トンネルから先、海側の眺めが良いのでこちらを歩きます。ただ道はカーブが多いので眺めの良い場所が限られています。

途中に旧石部隧道(昔の東海道本線)に降りる道があります。こちらは十分な装備がないと行くのが厳しい場所ですので、今回は断念しました。

石部隧道

また、かいざんという眺めの良い喫茶店が途中にあるので、こちらで休憩もよいと思います。

かいざん

かいざんから先、富士山は見えなくなりますが綺麗な景色が続きます。

たけのこ岩

道に沿って歩くとたけのこ岩トンネルに着きます。このトンネルは新しく歩道がありますので安心して歩けます。

2-4たけのこ岩トンネルから焼津駅

たけのこ岩トンネルの先、浜当目トンネルの手前に崖崩れで廃道となった旧道との分岐があります。旧道は封鎖されていますが封鎖手前からは、崩れた旧道が見えます。

道路が完全に崩落し、道路際の建物も崩れている様子が見えます。自然の破壊力を感じる風景です。

旧道は当然歩くことができないので、トンネルを歩きます。歩道はありますが長いトンネルなので気を付けて歩きます。

トンネルを抜けたらあとは焼津駅まで街中を歩きます。焼津は新鮮な海の幸を食べることができるお店があるので、食事を堪能することもできます。

3.まとめ

今回は、大崩海岸を一駅分歩きました。距離は8kmくらいなので散策にはちょうど良い距離と思います。

季節ですが、冬の天気の良い日がお勧めです。富士山が綺麗に見えます。

電車で手軽に行ける場所ですので気軽に散策することができます。

運動不足解消、気分転換に足を運ぶのはいかがですか。

 

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hiroawasumo
ひろです。 アラカン(還暦前後の意味だそうです)のサラリーマンです。 還暦を迎えた時にはサラリーマン生活に一区切りをつけるべく、株式への投資(趣味と実益を兼ねて)、💵をかけずに楽しむことのできる趣味の充実、健康を保つための行動について記載しています。 体力の衰えは日々感じますので、無理をしない程度にゆるく進んで行きます。 ブログは「サクラダファミリア」状態、徐々に形にしていきます。