親不知は新潟県糸魚川市の西端に位置する崖の連なった場所です。古くから交通の難所で現在、崖の中腹に伸びている国道8号線が唯一の徒歩で移動できる道となっています。
今回、この現在の親不知、国道8号線を歩いてみたのでその紀行文を記載します。
歩く際の注意事項、主な見どころ、また、筆者が進める歩き方等を記載していますので、最後まで読んで頂ければ幸いです。
1.親不知の現在の状況
現在、親不知を徒歩で移動する場合は、国道8号線を歩くことになります。残念ながら海岸線を歩くことはできません。ただ、国道8号線の親不知付近は洞門が連続している場所で現在でも難所です。
2.今回歩いたルート
今回、富山側の起点である市振駅から新潟側の親不知駅までの国道8号線(一部旧道)を歩きました。大きく分けると市振付近の街並みを散策、狭い洞門の中をトラックや車を避けながらひたすら歩く、親不知コミュニティーロードでの親不知観光、親不知駅までとにかく歩く、この4か所に大きく分かれます。
えちごトキめき鉄道、直江津駅から市振駅へ向かいました。市振7:41着です。電化されていますが1両編成のディーゼル車でした。戻りは親不知11:58発で糸魚川に戻りました。距離は約9kmあります。見どころも多いので時間がかかります。余裕をもった行動が必要です。
2-1市振付近の街並み散策
市振駅から洞門が始まるまでは、旧国道沿いを歩きます。この地区は北国街道を感じさせる建物や遺跡があり、のんびり散策できます。
市振駅、ここから歩きます。
弘法の井戸、街道の遺跡です。
海道の松、この先からいよいよ親不知です。
2-2 狭い洞門を歩く
海道の松を過ぎると、現国道8号線に合流、あとは国道沿いを歩きます。海側を歩くことを勧めます。長い洞門を歩く時、山側だと車を避ける場所がありません。
国道8号線に出ました。これから親不知に向かって歩きます。
洞門の中、山側は車を避けるスペースがありません。
大型トラックが来る時は道から段差を上がって回避します。
洞門の外は崖、柵から乗り出すのは危険です(笑)
2-3 親不知コミュニティーロードを観光
車を避けながら洞門をひたすら歩くと、天嶮トンネルと親不知コミュニティーロードの入口に差し掛かります。人と自転車はコミュニティーロードを通ります。トンネルは通行禁止です。
コミュニティーロードは旧国道で現在は人と自転車専用の道です。車を避けることなく安心して歩けます。
このロードは、旧北陸本線のトンネルのウォーキング、親不知の絶景、親不知海岸に降り立つことができる、等見どころ満載です。ただ旧な階段、一部山道の登り下りがあるので、ハイキングシューズ等が望ましいです。
親不知の展望台から見た風景、北陸道の親不知高架橋が見えます。
海面は遥か下、海は透き通っていました。
旧北陸本線のトンネルの中、真っ暗なので懐中電灯が必要です。ただトンネル入り口に懐中電灯が置いていました。
海岸に下る道、整備されていますが急です。ハイキングシューズ等で歩くことをお勧めします。
親不知の海岸。荒々しい日本海の波が打ち寄せていました。
2-4 親不知駅までとにかく歩く
親不知を堪能したら親不知駅までひたすら歩きます。4Km以上ありますので時間には十分気を付けて下さい。
洞門は海側を歩くようにしてください。洞門が終わりましたらあとは歩道のある国道を歩きます。途中に道の駅「親不知ピアパーク」があります。こちらは食事もでき、砂浜に行くこともできます。頭上には北陸道、なかなかのロケーションです。
最後は国道から離れて駅に向かう道を歩きます。ほどなく親不知駅に到着します。
親不知駅に向かう途中の展望台から、親不知方面
最後の洞門を抜けた所、ここからは国道沿いの歩道を歩きます。
親不知駅。
3.親不知を歩いた感想
現在、親不知を徒歩で移動する場合は国道8号線を歩くことになります。ただし、国道は大型車が頻繁に走る幹線道路ですが、洞門は歩道が無く車が来る時はヒヤリとします。景色は非常に良く、車では見ることのできない風景を見ることができます。
なかなか日常では得られない経験ですので、体力のある方限定ですが一度は歩くのも良いと思います。